レ・クリント社 キム社長 東京青山店ルシーバ来社
2019年11月19日、北欧ブランド「レ・クリント」のキム社長が
「東京青山 照明専門店ルシーバ」に来店。お話を伺うことができました。
1901年、デンマークの建築家P.V.イェンセン・クリントが、日本の折り紙に影響を受け一枚のシートからオイルランプ用のシェードを折り上げたのが始まった、レ・クリントの照明。
当社、シバタ照明は20年以上にわたりレ・クリントを取り扱っています。和室にも洋室にも合わせやすく、時代が変わっていく中でも変わらず人気のシリーズです。
メイド・イン・デンマークへのこだわり
他のデンマークブランドが海外生産や買収により他国の会社になってしまう中、かたくなにデンマークでの生産にこだわっているというレ・クリント。メインド・イン・デンマークのブランドが100年以上にわたり守られ、世界中で愛されているなんて、素晴らしいですね!
日本とデンマークの照明の在り方
日本ではされ住宅空間においても明るさと効率が求められ、LEDでこんなに省エネになります!といったアプローチが注目される傾向があります。しかし北欧デンマークでは、いかに安らげるかを第一に考えるそう。レ・クリントには多くの照明シリーズがありますが、そのデザインには、光がもたらす、やさしさ・癒しが一貫して感じさせられますね。
セードを折る工程は全て女性が担当
レ・クリントの照明パーツの中でも、最も特徴的なセード。これを折る作業は全て女性が担当しているそうです。男性は力が強すぎて上手くいかないのだとか。同社の平均勤続年数は25年程と離職率が低く、照明デザインのイメージと同様に、安定した環境で技術が継承されています。

